住まい・インテリア

2009年7月 5日 (日)

崖の下の家

急斜面に建つ3階建ての住宅。

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道路から建物へは、橋を渡ってアプローチするが、道からの景観を阻害しないようにアプローチの道路が屋上レベルになるように設定した。

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1層は6m×6mで36㎡(10坪)。延30坪。

居間は吹き抜けで大きなピクチャウィンドウを設け、雄大な自然を借景にした。

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3階平面図

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2階平面図

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1階平面図

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2009年6月24日 (水)

時間軸

時間(建物が建てられてからの時間)が建築に与える影響は大きい。光と建築の関係を考察する時も時間軸を無視はできない。

古い建物が独特に持っている雰囲気は経年変化や使用感が大きく影響している。日焼け、使うことでできた傷や汚れに加え、その空間にある家具・什器も大きく影響する。建物は使用されてなんぼである。

ところで、今テーマにしている町家は、特に有名建築家が設計したわけではないが大変魅力ある造りをしている。
いや、むしろ有名建築家が設計した住宅というのはクライアントに受け入れられない場合が多い。良い例がミースファンデルローエのファンズワース邸だ。建築としての素晴らしさは右に出るものが無いが、住人にはすこぶる評判が悪い。

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町家の場合は、誰か一人がアイデアを出したのではなく長い時間の中での試行錯誤からうまれた形ではないだろうか?
間口の広さで税金の額が決まった時代に間口をできるだけせまく、いわゆる鰻の寝床の平面形で節税を考慮しながら通風・採光・防火・景観など住居としての機能、デザインを見事に満足している。

通庭には竈があり火を使うが、この吹き抜け空間は火袋と呼ばれ、火事の場合に火を上に逃し隣地に延焼しにくいように工夫されている。同時に吹き抜けがこの空間の雰囲気を決定づけているともいえる。

モデルに時間軸を与えてみた。経年変化と使用感である。竣工間もない想定のモデルと並べて比較してみると、光の与え方は同じでも違った空間に見える。

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2009年6月13日 (土)

AGING (エージング)

AGINGとは、辞書を引くと 老化 などと出てくる。近年、化粧品のテレビコマーシャルでアンチエージングなどと使われている。

オーディオの世界では、スピーカーやアンプの慣らし運転のことを指すこともあるらしい。

建築の世界では、経年変化とでも訳せばいいだろうか?

耐用年数が何十年も、場合によっては何百年にもなる建築の場合は、竣工時のままで存在することはなく、経年変化は避けて通れない。しかし、メンテナンスを行うことで、美しく変化させることはできる。

人が住まない住宅はすぐに朽ち果てて行くが、人が住むことによって朽ちるのではなく味が出てくるのもそのためだ。

前回、町家をモデルとした建物のイメージを造った。夜の風景では、光と闇だけで雰囲気を表現できるので、モデルに経年変化を表現する必要がなかった。

しかし、同じモデルの昼間の表情を作ってみると、

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こんな感じになった。

モデル自体の完成度が低いこともあるがAGINGがない。建てられてから時間が表現されていないため味がないのである。

時間がたつにつれて、焼け・よごれ・シミ・歪み・傷 などがついてくるはずなのに、この絵には建てられてから時間がたった建物にある雰囲気がないのである。

このブログは、ひかりと建築をテーマに書いてきたため、時間にあまり気を使っていなかったが、建物のAGINGがその空間の質も変化させることをあらためて認識した気がする。

光と影が空間を表現するといっても、その空間の時間軸を抜きにしては語れないということだ。

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2009年5月10日 (日)

崖の上の家

建物の構成について分節と分割をテーマに以前書いたことがある。
大きな一つの空間を用途ごとに区切る方法が分割
完結した一つの空間をつなげて建物の形態とするのが分節

自然景観にも分割がある。水平線・陸と海などである。

ある自然景観を考えてみた。海岸沿いで陸と海は断崖になってる。
太古の昔に地殻の変動により断層が動き陸側が隆起した地形だ。

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午前中

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午後

この風景の中にも、水平線と崖という分割線が存在する。

ところで、方形(ほうぎょう)を分割するとどうなるか?

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方向は南北軸と東西軸

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先ほどの景観の中に置いてみる

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海からの見え方

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陸からの見え方

方形を南北と東西の軸にそって分割し、東西は水平線、直交する南北は断層のメタフ

ァとして分割した。1fplansetsumei

正方形平面を南北軸で2分割し少しずらす、それをもう一度東西軸にそって分割し少しずらす。できた平面がこの建物の平面。

それぞれの空間のインテリアは空間ごとに変化を持たせた。

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1.東面 小さな窓から少し自然光が入るエントランス吹き抜けと2階ギャラリー空間

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2.北面 自然光の入らない人工照明だけのギャラリー空間


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3.西面 海に面した大開口があり自然光があふれるラウンジ空間(午後)

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(夕日)

4.また小さな開口から少し自然光が入る2層を回遊するギャラリー空間(イメージなし)

1→2→3→4と順路を設定し、光の変化も楽しめる仕掛けとした。

平面を軸で分割し形態に取り入れた建物としてはPennzoil Placeがある。Pennzoil_ext2a_l_2
ヒューストンにあるフィリップジョンソン設計のオイルメジャーの本社ビル。


長方形の敷地ををある軸で分割しツインタワーとしている。
平面図を見るまでこの建物がどうしてこんな形態なのか理解できない。格好はい
いが、使い勝手はよくなさそう。

Pennzoil_plan_l

今回の崖の上の家ももしクライアントが居れば受け入れられるかどうか疑問が残る

。もう少しこの部分について考察してみたい。

単純な方形の建物に比べコストはどうか?

使い勝手はよいのか?

などである。コスト比較は難しいので、外壁面積の比較や構造数量(柱の数や梁の数)を比較してみようと思う。

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2008年6月12日 (木)

テーブルクロス

突然ですが、インテリアのモデリングのテストしています。cubeの発展型として住宅を計画しているのですが、住宅のイメージとしては、インテリアが無いと様になりません。

ということで手始めにテーブルクロスをモデリングしてみました。

柔らかい布の感じがなかなか出せなかったですが、何とかなったと思います。

興味のある方、ご意見いただければと思います。

http://homepage2.nifty.com/nob_asai/welcome.html

Tablecloth

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